2016/06/25

『ビギナーのためのLive2Dテクニックガイド 』6/25発売!


 このブログでもたびたび研究等を行ってきて、講師もさせていただいているソフトLive2Dの入門書籍を執筆しました。工学社様より本日6/25発売です。
 イラストレーターさんが、自分のイラストで動くモデルを自分で作成する事ができる本にしよう!というコンセプトのもとに書いた本です。授業を通して学生さんが理解しづらかったことや質問されたことについて、なるべく拾っていく形で書いていったので、一人で習得しようとしてつまづいている方や悩んでいる方に届けばいいなと思います。また、自分でも使う用にツールや汎用モデルのパラメータID命名則、デフォーマの分割数などものせていますので、扱いに少し慣れたという方にも使っていただける内容となっています。

【サンプルデータ】
本書に使用した画像のPSDや途中のデータ、素材などはこちらのページからダウンロードできるようになっています。パスワードは本誌2ページ目をご覧ください。
https://www.kohgakusha.co.jp/support/live2d/index.html


【内容について】
各章ごとに簡単に内容について解説させていただきます。

■1章 「Live2D」ってなに?
3時間ほどで完成する簡単なモデルづくりを通して、Live2Dの仕組みを学びます。こちらは学校で行った「80分×2で自作絵を描いてLive2Dモデルを動かすところまで体験してみる」という特別講義の内容をブラッシュアップしたものになります。学校や開発チーム等でのLive2D導入の講義におススメです。

■2章 「Live2Dイラスト」のパーツ分け
カラーでイラストをパーツ分けする時の注意点やコツなどについて解説しています。
パーツの前後の考え方などがわかるようにがんばりました。

■3章 「Live2D」用イラストの描き方
Live2D用にパーツを分けたイラストを描く時のレイヤー管理方法や書き出しの注意点について解説しています。Tipsとして正面絵を描く時の方法やアナログ絵からパーツ分けを行うときの方法も解説しています。

■4章「Live2D Cubism Modeler」でのモデリング
この本のメイン、モデリングの解説です。なるべく初めて触る人もわかるように、描画オブジェクトやデフォーマの概念、ポリゴン配置するときの点はどう考えると迷いなく打てるか、キーフォームを作りやすい動かし方を考え方とともに書いています。特に初心者さんがどうしたらいいかわからない目の開閉や顔のXYにた~~~~っぷりページを割いていますので必見です!
また、よくある失敗と対策についても書いていますので困ったときの対処法が見つかるかもしれません。

■5章 「Live2Dモデル」を活用しよう!
ゲーム等に組み込むためのmocファイルの解説を中心に、作ったモデルを活用するために準備することを解説しています。また、それを踏まえて準備したものをFacerigに読み込み、動かしてみるという解説も書きました。

そして、ダウンロードコンテンツとしてフリーで商用に利用していただけるモデルやモーションがダウンロードできます。ぜひご活用ください!

 この本は自分の描いた絵がアニメーションになるのを見てみたい、動かしてみたい!という方のための本です。気になる方はぜひ購入して、試してみてください!
本日発売となりますのでよろしくお願いいたします。

出版社webサイト:https://goo.gl/TI5RC6
amazon:https://goo.gl/jQcxVb
紀伊国屋書店:https://goo.gl/B3HMeJ
TSUTAYAオンライン:http://goo.gl/F8yf02



PRムービーもありますので、気になる方はご覧ください!
(書店様での利用もOKです!)
※工学社さまが投稿してくださってたほうの動画に差し替えました。