2015/12/18

FaceRigにLive2Dモデルを追加する方法

こんにちは、神吉です。
今回もFaceRigについてのお話です。

前回の記事で素材アップロードについて書いたんですが、
そういえばそもそもLive2Dモデルを追加する方法について書いてなかったなと思ったので書かせていただきます。

①Live2D側の準備
前回もご紹介した記事 Using models from Live2D Library in FaceRig を参考にしています。

■準備するファイル
最低限必要なのは、上記のmocファイルのセットをモデルファイルと同じ名前のフォルダに入れたものです。

あればいいものは
●FaceRigに読み込む再の設定ファイル(~.cfg)
●プレビュー用の画像ファイル
ですが、こちらについてはまだ把握し切れていないので後日追記します。

■mocファイルの書き出し方
※12/18現在FaceRigは2.0以前のmocファイルのみ対応しています。クリッピング等は使用できません。

1.ファイル→mocファイル書き出しを選びます。


2.書き出し設定が開くので設定を確認して書き出します。

SDK2.0になっていること、モデル設定ファイルを書き出すにチェックが入っていることを確認して保存します。
生成されたファイル(テクスチャフォルダ、moc本体、jsonファイル)を一つのフォルダにいれます。

②FaceRig側の準備
ファイルはSteamをインストールしたドライブ(PCによって違いますがたいていCかDあたりでしょう)の SteamLibrary/SteamApps/Common/Facerig/Mod/VP/PC_CustomData/Objects の中に、先ほど作成した「フォルダ」を入れます。
※ドライブを分けていない場合、ProgramFiles(X86)/Steam/SteamApps/Common/Facerig/Mod/VP/PC_CustomData/Objects
となっているかも。たぶんどっちか。


準備して起動すると無事読み込まれました。
顔アイコンがないですが、cfgファイルを別途作成して設定します。(後日追記予定)

■おまけ
ドキュメントによると、FaceRig上で反映されるパラメーターは以下の通りだそうです。
顔 XYZ(-30~30)
体 XYZ(-10~10)
呼吸(0~1) ←待機モーションは呼吸になるので、つけておくといいかも
目玉 XY(-1~1)
眼 開閉(0-1) ただし0.75以上で眼が開いた状態になります
目の変形(-1~1)パラメーター名はPARAM_EYE_FORM
まゆ 右左、上下、変形(-1~1)
口 開閉(0-1) 変形(-1~1)変形のパラメーター名はPARAM_MOUTH_FORM

※キャラ名.cfgというファイルを作ることで、キャラクターの名前やアイコン、キーボードショートカットのモーションを入れ替える事ができます。物理演算はjsonファイルのほうで設定します。こちらはまた後日追記します。

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